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07月07日  呼吸
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田んぼが、呼吸しています。
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07月05日  功罪
今年の田んぼは、何故だかタニシが多い。特に悪さをする訳でもないので迷惑にも思わないが、どこからやってくるのか不思議である。

田植え前、それまで水が無かったところに水を入れ、トラクターで代掻きをして田んぼを作るのだが、私の行った突然の環境破壊のせいで、田んぼの底には白くなったミミズがいくつも沈んでいた。

『浜は祭りのようだけど 海の中では何万の イワシの弔いするだろう。』
そんな詩の一節を思い出して、
『田んぼは祭りのようだけど 泥の底では何万の 生き物弔いするだろう。』
そんな文句が頭をよぎり、少し暗い気持ちでトラクターに乗っていたのがひと月ほど前である。

その同じ田んぼに今はタニシが棲み、少し前のオタマジャクシは既に尻尾の生えたカエルになっている。水蜘蛛は器用に稲の葉を折りたたんで隠れ家を作り、水生雑草のコナギが田の草取りをする私を悩ませる。

私の起こした環境破壊を彼らが修復しているのか、利用しているのか。いずれにしても田んぼの主役が稲ではなく雑草に取って代わられない様に、今日も『小さな環境破壊』かもしれない田の草取りを続けています。
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05月04日  一夜明けて
 河津の海岸は上流から流れた木などが打ち上げられていました。

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 帰宅途中下田の加増野(松崎寄りの所です)辺りでは、田植えが始まっていました。

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 家の方で今頃田植えをすると、雀の餌場となり垂れていた穂が「ピン」となるのは確実です。この辺りはどうして雀が来ないのかな?でも最近はネットを張っている所が増えて来ています。雀が覚えて来たと言う事でしょう。

 エッサホイサ堂の田植えは5月25日からの予定です。

 
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05月02日  GWウイーク伊豆のお天気
 ただ今(18時30分)大雨、波浪警報が松崎町に出されています。激しい雨は、明日の明方頃まで、雨は夕方頃までは残りそうです。

 その後、9日まではず~と晴れ時々曇り。後半は行楽日和でしょう。伊豆へお出掛けの方、明日はご注意して下さい。

 所で「田んぼを使った花畑」では昨日から花摘みが始まりましたが、生憎の雨。会場が田んぼなので泥んこになるのは必至です。雨は3日夕方まで降りますので、4日は泥んこを覚悟した方が良さそうです。お好きな方はどうぞチャレンジして下さい。花は沢山あります。5日の方がお勧めです。お薦めポイント。大型駐車場から遠い方が綺麗です。
 
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04月17日  稲作作業始まる 塩水選 消毒①
 稲作作業が始まりました。先ずは種もみの塩水選と温湯消毒です。

 今日は「煩農システムズ」のバン君も参加しました。彼は普段道理、メモ帖とペンを持って来たのですが、そこまでは理解できる。荷物のカゴには何故か、ジャグリングボール、クラブ(ボーリングのピンの様なやつ)に楽器まで持ち込んできた。
 「今日は営業はいりません」と言っておいたが、塩水選に何故大道芸の道具が居るのか分からん。種もみに見せるつもりか??。

 さて、塩水選。塩水を作ります。教科書道理量りを使って比重1.13で作ります。卵を使って目で確認することも出来ます。ランナウェーズの産んだ卵を使いました。

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 これも教科書道理、ピッタリな角度になりました。塩水OK。

 今日の塩水選、消毒は、サリークイーンと、紅染め糯。

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 塩水に入れ、沈んだ種を使います。その後、60℃のお湯に5分間漬けます。温度係、種もみ持ち手、タイムキーパー、3人で丁度良かった。

 1回目の塩水選、温湯消毒終了。来週はこれらの種蒔きと、次の塩水選、消毒です。
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01月09日  エッサホイサ堂年末年始の旅 三日目 静まり返る吉祥寺
 目が覚めたのはバサラの2階。下に降りると、昨日からずっと起きている人達が居ました。暫し歓談し、埼玉を後に千葉へ。それから、今日泊めて頂く多摩に向かいました。中央線に乗っていると、むげん堂に行きたくなり、吉祥寺で下車。井之頭公園に向かって歩きました。だが、元旦と言う事で何処の店も閉まっています。そういえば、歩いている人も少ない。むげん堂も休みでした。カルディは開いていました。ココナツミルク、タイカレーの素を買い、近くに輸入食品店でレトルトのインドカレーを沢山買いました。今回のお土産もエスニック食材です。

 そして友人の家へ。二人とは、かれこれ30年位付き合いです。豪華な夕食が出されました。そういえば、ここ数日、ファーストフード、コンビニの食品が続きました。数日ぶりのお料理に感激。お酒を飲みながら、ゆっくり時間が過ぎて行きました。居心地がいい。ここ数日目一杯のスケジュールで走り続けていました。途中から仲間も加わり、夜が更けて行きました。疲れていたのか、眠気が襲ってきて隣の部屋でで寝てしまいました。

 翌朝、自家米のご飯で朝食。これも贅沢。余所のお米は滅多に頂くことはありません。今年も豊作をお祈りします。

 さて、青梅線から南武線、小田急線、国鉄、伊豆急と乗り継いで、稲取に到着。友人に迎えに来て貰い、最初の餅つき会場に戻りました。そこから車で松崎へ。ニワトリが迎えてくれました。エッサホイサ堂の年末年始の旅、終了。懐かしい人に会ったり、営業したり楽しい旅でした。
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01月01日  謹賀新年
年賀状12_3

旧年中は大変お世話になりました。
本年も宜しくお願い申し上げます。

写真は昨年秋、怪我したところを一時保護したフクロウの『福留福太郎』氏。
皆様にも福が訪れますように。
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10月25日  新米で麹造り
来月の5(土)・6(日)に東京で行われる『武蔵野はらっぱ祭り』に今年も出店します。ここ数年、収穫したお米と共に、おにぎりやお餅、甘酒を販売しています。

今年は稲の生育が遅く田圃の作業もまだ残っているのですが、はらっぱ祭りも近づいており、そちらの準備も始めなくてはならない時期に来てしまいました。

その準備の第一弾、麹づくりが始まりました。本来なら水分の少ない古米の方が麹づくりに適しているのですが、古米の残りは無いので精米したての新米を使っての麹造りです。

麹づくりに丸二日、その後、甘酒を仕込みます。昨年、はらっぱで出会った甘酒ジャンキーの少年に今年も会えるかな???麹菌と一緒に色んな思いが発酵を始めそうです。
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10月23日  久々の製粉
6月に収穫した小麦を初めて製粉しました。久々の製粉作業です。

いつも小麦は丸麦で保存して、注文に応じて少しずつ製粉してゆきます。しかし、今年の春に収穫した小麦は原発事故による放射性物質の影響が心配されたため、収穫はしたものの販売は控えていました。

小麦の収穫後、自治体に放射性物質測定検査について問い合わせましたが、公的に検査を行う予定はないとの事でした。検査を行う民間機関をいくつか教えてくれましたが、その費用は小麦の売り上げを大きく上回るものでした。

結局は市民団体が運営する機関が低料金で検査を引き受けてくれましたが、凄い順番待ち。7月に申し込んで、結果が出たのは先日でした。その数日後、偶然に小麦の注文が入った為、本日の製粉作業となった訳です。

春に収穫された作物からは各地で放射性物質の検出がされていたので、我が家の小麦に付いても販売するのは半ばあきらめていました。お米については県が富士市で行った検査で『不検出』でしたが、その後、化学肥料を使わない栽培ではセシウムの影響を受けやすいという話を聞き、念のため検査を行いました。

『不検出』の結果に安堵はしましたが、素直に喜べない複雑な気持ちもあります。でも、人間に先んじて春の小麦と秋の新米をたらふく食べていた憎いスズメ達にもこの結果を教えてあげたいと思うほど、ホントは嬉しいのです。
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10月11日  根競べ
今年の稲はどういう訳か、色づきが遅いように感じられます。当初、5日に稲刈りを予定していたイセヒカリですが、稲穂は黄色くなっていても、軸をを見るとまだ青さが目立つ所があります。色づきにもバラつきがあり、近所でも同じような話が聞かれます。

いつ稲を刈るかで近所では夫婦げんかにもなっています。『まだ早い。』という夫に『早く刈ろう。』という妻。逆のパターンもありますが、どちらの気持ちも分かるので軍配は差し控えています。

1割くらい青いお米が入っているほうが美味しいとも言われますし、早く収穫を終えれば天気を気にすることも無くなり気が休まります。今日はお天気ですが週末は雨模様。我が家も早く作業を進めたいところですが、もう少し稲の成熟を待つことにしました。

お日様に照らされてユラユラと揺れる稲穂は、なんだかのんきに見えてじれったいようです。暫くは、稲との根競べが続きます。
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